ジブリ映画『耳をすませば』より。月島雫が、骨董品屋“地球屋”で猫の人形“バロン”の瞳を覗くシーンをはじめとして、バロンと雫が飛んでいる場面や、雫と帰国した天沢聖司の再会シーンで用いられる楽曲。曲のアレンジは、全般的にコードを鳴らすような形にした。演奏上の注意点は、コードを弾く際でもメロディをハッキリと聴かせるようにすることだ。例えば1弦がメロディとなっている場合は、右手の親指でしっかりと4弦から1弦まで(むしろ1弦を強めに)弾かないと、メロディがハッキリと聴こえなくなり説得力に欠ける演奏になってしまう。その点に注意しながら練習してほしい。