アントニオ・カルロス・ジョビンはブラジルのリオ・デ・ジャネイロ生まれ。1歳の時に郊外の自然豊かなイパネマに移りました。ドイツ人ピアニストにピアノを学び、めきめきと頭角を現わし、ボサ・ノヴァ、サンバを取り入れた曲をたくさん作りました。1962年に作られたこの曲は、ボサ・ノヴァの代表的な曲です。当時英語ヴァージョンを歌ったことで、アメリカ国内で爆発的にヒット。それが海外へも飛火し、消えかかっていたボサ・ノヴァ・ブームに再び火をつけることになりました。“Bossa nova”とは“新しい感性”という意味で、ブラジルのサンバ(アフリカ系の民族舞踏を基にしたダンス音楽)にジャズを取り入れたものです。※この譜面はピアノ伴奏譜付きです。