ヴァイオリニストとして、パガニーニに認められたバッジーニは、ミラノ音楽院の院長を務めた人でもありました。この曲は、超絶技巧のアンコールピースとして、多くの名ヴァイオリニスト達が好んで取り上げています。曲名の“妖精”とは、ギリシャ神話で、半獣神パンが夢中になる美しいnymph(ニンフ)ではなく、いたずら好きですばしっこく、小悪魔的なlutin(リュタン)の方です。※この譜面はピアノ伴奏譜付きです。