ビブラフォン奏者のミルト・ジャクソンが1954年に発表したFキーのブルース。1コーラスは12小節でコードは5つだけで、シンプルなメロディながらまさにジャズ・ブルースの粋を凝縮したような名曲です。現在もよく演奏されるので、覚えておけばジャム・セッションなどでも役立つでしょう。なお、もともとブルースはアフロ・アメリカン文化の偉大な発明と言えるものですが、ジャズという音楽が確立される上で母体にもなりました。『はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ』より。ピアノ+ベース+ドラムのピアノ・トリオ用フルスコアです。