ソロ・ベースで演奏するのに非常に合った曲です。全体的に運指は難しくありませんが、雰囲気を出すのが大変かもしれません。プレイヤーの歌い方によって雰囲気が大きく変わってくるので、ゆっくりなテンポで弾いたり、インテンポで部分ごとに強弱をつけたりと、さまざまなアプローチができるでしょう。①:和音ですが、Gb7(#11)では、コードのテンション・ノートとメロディが同じ音(1弦17フレット)になっています。ここは、人差指で4弦14フレット、中指で2弦14フレット、小指で1弦17フレットを押さえましょう。②:人差指で1弦7フレット、中指で3弦8フレットを押さえ、続いて薬指で2弦9フレット、小指で2弦10フレットと押さえていきます。そのままの形で2フレット上がると、自然と次のGコードの形になり、楽に弾くことができます。③:1弦14フレットと3弦15フレットの音は動かず、2弦のみが半音ずつ下がっていきます。フォームが毎回変わるので、素早いポジション移動が必要です。1拍目は人差指で1&2弦の14フレット、薬指で3弦15フレット。3拍目は薬指はそのままで、1弦14フレットを中指、2弦13フレットを人差指。次小節の1拍目はそのまま人差指を半音移動させ、3拍目は人差指で1&2弦12フレット、薬指を3弦14フレットへ半音移動させます。④:運指がきついので、Emの部分は3弦19フレットの代わりに4弦の開放、Amの部分は4弦17フレットの代わりに3弦開放を使ってもよいでしょう。