この曲は、初級、中級、上級と別途で用意しています。こちらの中級の「大きな古時計」は、スライドやヴィブラートをふんだんに使って、歌い方を平井堅っぽくした感じですね(笑)。初級の「大きな古時計」は、アルペジオをきっちり弾くように作ってるっていうことと、3声の和音を主にして作ったんです。しかし、今回はあくまでも2声にして、できるだけ音数を減らしてます。なおかつ、キーをEにして、開放弦を活用できるようにしました。①:2小節目では4弦7フレットを中指、1弦8フレットを小指、そして1弦6フレットを人差指で押さえる、という運指になります。したがって3拍目は、少々つらいですが小指のスライドを使って1弦9フレットを弾くことになります。このときにルート音を押さえている中指が動かないように注意しましょう。②:1小節目2拍目では2弦17フレットから16フレットまで、素早くスライドさせ、コブシを効かせています。こういうところが平井堅っぽさですね(笑)。この部分もヴィブラートやスライドを使って、うまく歌ってほしいです。③:2小節目はでは3弦開放と1弦18フレットの音を残しながら、2弦16フレット→15フレット→14フレットと進んでください。