1979年に発売された曲なんですが、誰でも一度は耳にしたことがありますよね。この曲は、コードの構成音にメロディがすべて含まれているんです。だからメロディを弾くことによって、コード感も得られる。さらに、模範演奏にはディレイのエフェクトをかけているんですが、この手法は今後のソロ・ベースの可能性に繋がっていくかもしれませんね。ひとりで演奏してるんだけど、ディレイを使うことによって、あとから追っかけてくる輪唱という形になって、さらに和音になっているという形になっていて。こういうアイディアはおもしろいと思います。①:1拍目からの2弦13フレットの音は、ディレイをより効果的にするため、音をスタッカート気味に切ってください。②:ここでは逆に、2分音符の部分は伸ばしてやりましょう。それによって、伸びやかな印象を与え、【A】のメロディとのメリハリを付けます。