1976年に発表された、イーグルスにとっての最大のヒット曲ですね。今回のアレンジは僕のなかでも力作。原曲のベース・ラインが印象深かったので、あれもどうしても生かしたかったんですよ。あとサビのヴォーカルのあとの、ギターのオブリガートも残したかったんで、ベースと歌メロとギターのフレーズを全部盛り込んでます。もともと、この3つが重ならないアレンジの曲なので可能だったんです。ひとり3役だから、“自分は今ベーシストだ”、“今はギタリストだ”ということを意識して弾いてほしいですね。①:3つ目の音まではミュートっぽく弾いて、2拍目のウラからは音を伸ばします。この切り替えが一番肝心なところ。そして2弦11フレットの音を伸ばしたままメロディを弾いてください。②:ふたりのヴォーカリストがハモっているイメージです。③:歌メロ、ギター、コーラス、ベースの掛け合い部分。フレーズそのものより、“今はこのパートを弾いている”という意識の切り替えが難しいんです。