舛田路山作品集 No.5
合奏曲 風の見える木
編成:独奏箏・箏ⅠAB・箏ⅡAB・十七絃・尺八
使用楽器:一尺六寸管・一尺八寸管
※都山流尺八譜の見開き譜です。B4サイズで印刷ください。
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「合奏曲 風の見える木」舛田路山作曲
【曲解説】
草原に佇む一本の木。そこに一陣の風が吹きました。土の香りが舞い、草花はその種を飛ばし、照らす明かりは葉で撫で揺れて、虫たちはこれを契機と跳躍します。
様々な躍動・音の重なりが一つの景色となって人の心を打ちますが、例えばもし我々に心が無ければ、そこに木があることも、風が吹いたことにすら、気付かないかもしれません。
この曲は三つの楽章で構成されています。
第一楽章 流蛍・星影
第二楽章 葉叢(はむら)
第三楽章 春樹暮雲(しゅんじゅぼうん)
木のウロや苔むした木肌など、木にまつわる様々な心象を一曲にまとめました。2019年3月9日作曲。