舛田路山作品集 No.6
友待つ雪
編成:唄・三絃・箏ⅠⅡ・尺八
使用楽器:一尺八寸管
※都山流尺八譜の見開き譜です。B4サイズで印刷ください。
※演奏者お一人様につき一部のご購入が必要です。当ストア内の全ての商品の複製・転載を禁じます。
「友待つ雪」舛田路山作曲
【曲解説】
〽 白雪の色わきがたき梅が枝に 友待つ雪ぞ消え残りたる〈大伴家持集 二八四〉
令月の空に映える白梅と白雪。花の兄・春告草ともいわれる梅の開花に、気早い人々は暖かな春爛漫を想います。
梅が枝に降りかかった雪は、土に汚れずなにものにも踏まれずに、精白なまま、ただその身を消すだけなのでしょうか。
この曲は四つの場面で構成されています。
①雪夜
②雪雫(ゆきしずく)
③別れ雪
④星夜―風花(かざはな)
いずれとけゆくお互いの、無垢なありように思いを馳せて作曲しました。2020年6月30日作曲。