ニ短調にもかかわらず調号なしで記譜されています。このため教会旋法のドリア旋法の曲だと誤解されたことで「ドリア調」と呼ばれます。実際には特にドリア旋法に基づいているわけではありませんが、より有名なトッカータとフーガ ニ短調 BWV565 と区別しやすいことから、現在でも慣習的に「ドリア調」が通称となっています。これをトロンボーンカルテット用に編曲しました。