1stアルバム ふうちそう収録 〈六本調子〉
静かなる月夜の晩に、ゆらゆらと歩く女がひとり。美しい瞳は生気を放たず、悲しみに滲む立ち姿はまるで雨夜の百合の花。月をしばらく眺める女は、羽衣を振りかざし舞い始める。もう逢えない恋人への想いを解き放つかのように。唐津に伝わる三大悲恋伝説『松浦佐用姫伝説』をもとに生まれた曲。