デルタ・ブルース(ミシシッピー川付近の三角州地帯で生まれたブルース)のキングともいわれたロバート・ジョンソンの作品。イギリスのロック・バンド、クリームもカバーしている。ハワイで生まれたウクレレでブルースを演奏したらどんな感じになるのかと思っていたが、意外と面白いかもしれない。通常ブルースは12小節ということになっているが、当時のブルースは即興的で、小節数もその時の気分でかなり自由に演奏されていたようだ。今回はその雰囲気を出すため、あえて1コーラス目を変則的な小節数にし、2コーラス目は12小節にしてある。また、ロバート・ジョンソンの演奏もかなり即興的で、採譜もとても難しいのだが、彼独特の雰囲気を残しつつ、メロディ、小節数、コードなどはウクレレに合うようにアレンジしてある。これをきっかけにブルースにもチャレンジしてほしい。