作詞家のアンリ・パコーリがシャンソン歌手のポーレット・ダルティのために書いた詩に対して、サティが曲をつけましたことがこの曲の始まりです。
曲調は軽やかなワルツでありながら、実は歌詞の内容はかなり重めです。
歌詞は女性版と男性版がありますが、女性版では「あたしの言いなりになって」と言い、男性版では「俺を支配してくれ」と求めます。また、「自分の肉体がすべてあなたの肉体になればいい」という意味の歌詞は共通しています。
軽快な曲の裏に秘められたこの凄絶な意味を知れば、少しこの曲のとらえ方も変わりませんか?笑