オリジナルと同じサイズ、同じキーです。イントロから【C】にかけては特にペダルを沢山用いましょう。記譜上では休符としている箇所もペダルを踏み続け響きを保持してOKです。この曲は響きの明暗を決める3rdの音をあまり用いず、またsus系のコードを多用することで解決感を弱くしてあります。そのため手探りの中ひたすら突き進んで行くような趣があります。曲全体で大きな1つのクレシェンドのように捉えるといいかもしれません。【M】6小節目の4拍目左には、この曲唯一のドミナント7thコードが出てきます。ここは何か、視界が晴れ目的地に到達したかのような高らかな宣言が左手にあるといいでしょう。