『まぼろし探偵』は当初『少年探偵王』のタイトルで連載されタ漫画でした。赤い帽子、黒マスク(目の周りを覆うのみ)、黄色いマフラーをトレードマークとする少年探偵が主人公。事件が起きるとさっそうとオートバイに乗って現れる。その正体は誰も知らないが、日の丸新聞の少年新聞記者である富士進でした(この辺はアメリカのスーパーマン的)。父親は警視庁警部であり、事件に関する情報は自然と耳に入ってくる。いざという時はまぼろし探偵に姿を変え、悪漢相手に二丁拳銃で立ち向かい、難事件を解決していく。
1959年からラジオとテレビでドラマ化され、3本の映画が製作されている。
ドラマや映画で主題歌が歌われ、少年ヒーローを想像して子どもたちの間でまぼろし探偵ごっこが流行った。私もやりました。
類似の昭和歌謡については、下のタグ、『トランペットで昭和歌謡シリーズ』をクリックして検索できます。