Nightmare (小暮 太翔) / アンサンブル打楽器 中〜上級

　この曲は私が高校時代の時、ストレスや苛立ち,悲しみ,苦しみなど、マイナスな感情を抱いた時ストレス発散の目的で描いた曲です。
そのため、サブタイトルが「恐怖,安堵,畏怖を主題とする」となっております。
曲全体がマイナーコード,半音階もしくは12音技法等を用いて、不安定な旋律になるように記述し、
私が感じたマイナスな感情を表現しました。
私の感情は楽譜,演奏記号から確認してください。舞台曲の名の通り、ストーリー的になっています。
　ビブラフォンのイントロダクションから始まり、トムのカデンツァの後1楽章の「恐怖」が表現されます。
1楽章は「暴れ回るモンスター」をイメージして下さるとわかりやすいと思います。
ここは自分を客観視した感情を描いています。
2楽章「安堵」は　苦しみから抜け出せない中途半端な感情と捉えてもらって構いません。
調を追加するという表現技法を使っていまして、ハーモニー的な広がりを作っています。
　イントロダクションのカデンツァをマリンバで引用した後、3楽章の「畏怖」が表現されます。
3楽章は「1楽章のモンスターに追いかけ回される」とイメージしてくださるとわかりやすいと思います。
ここは自分の感情を主観視点で表しています。
GPの後ビブラフォンのイントロダクションの引用があり、最後に一気に駆け抜けて曲が終わります。
　この曲に出てくる、３連符はRRL,LRR５連符はRLRRL６連符はRLRRLL,RLLRRL等のルーディメンツを使う想定で描いてますので、この曲をやる上でダブルストローク（2つ打ち）は必須となります。
潰れた音にならないよう、よく練習して臨んでください。