ミックスナッツ（津軽三味線・替手タブ譜） (藤原 聡) / 中〜上級

原曲のキー通りのF#mでアレンジしています。曲の長さは原曲通りにしてあります。各社で別売りで配信しております演奏やカラオケも同様です。
チューニングですが、2パートは、2の糸がルートのF#(G♭)の三下りで1パートは、1の糸をルートの6度のD#(E♭)の二上りに調整しています。サワリの響く音がそれぞれ違って、響きが豊かになるのと、音域にも多少広がりができ、1パートの方が高音で弦の張りが強くなるので、目立つ音色になるため、今回のチューニングにしてみました。

Intro.の部分は2パートがベースラインを演奏し、後半から、1パートがピアノのフレーズを弾いていきます。8小節目の後半1パート、スリ下げで効果音ぽく、トレモロの雰囲気で弾いてみてください。
A,BのAメロですが、メロディが低めなので、2パートのバックとの音域が狭くなっています。2パートは音数を抑えたバッキングになっています。メロディを引き立てるよう、ケシも使って歯切れ良く弾いていきましょう。
C は2拍目の裏裏になるべくアクセントが出るように意識してみてくだい。グルーブ感を出していきましょう。
D のサビの部分は、2パートは基本16分音符でメロディを引き立てています。ここも2拍目の裏裏にアクセントを意識して弾いていきましょう。
1パートは39小節目のメロディの伸ばしている部分を刻みフレーズに変えていますので、こちら目立たせていきましょう。また、53小節、58小節にオカズフレーズがありますので、こちらも決めていってくださいね！
全体に転調が多く、F からGの転調はとても滑らかです。この辺りも演奏しながら楽しんでいただけたらと思います。
配信されている演奏やYoutubeでの解説動画を参考に弾いてみて下さい。