ヨイトマケの唄」(ヨイトマケのうた)は、美輪明宏さんが自ら作詞作曲した1966年のヒット曲。
発表当時は「丸山明宏」を名乗っていました。その後は美輪明宏に改名しましたので、それに倣いました。。
美輪さんが幼少時に一緒に育った友人の亡き母(父や子供のために懸命に働き続けて亡くなった)を回顧する歌。主人公の過去には幼少時、母親の職業(地均しの日雇い労働者)がきっかけでいじめを受けた悔しさ、グレそうになりながらも高校と大学を卒業し、高度経済成長期の中で立派なエンジニアに成長した姿なども折り込まれています。
「ヨイトマケ」とは、かつて建設機械が普及していなかった時代に、地固めをする際に、重量のある岩を縄で滑車に吊るした槌を、数人掛かりで引張り上げて落とす時の掛け声で、滑車の綱を引っ張るときの「ヨイっと巻け」のかけ声からきています。