星の流れに(ほしのながれに)は、1947年(昭和22年)10月にテイチクから発売された歌謡曲。作詞:清水みのる、作曲:利根一郎、歌は菊池章子。
終戦間もない頃、東京日日新聞(現在の毎日新聞)に載った女性の手記を読んだ作詞者、清水は、戦争への怒りや、やるせない気持ちを歌にした。もと従軍看護婦だった女性が、奉天から東京に帰ってきてみると、焼け野原で家族もすべて失われていた。そのため、「夜の女」として生きるしかないわが身を嘆いていたという。
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