元々は、中央大学の学生歌であり、送別の唄でした。歌詞は格調高くも島崎藤村の詩集「若菜集」に収録された「高楼(たかどの)」です。作曲は在校生であった藤江英輔によるものです。
戦後、歌声喫茶で歌われていたことをきっかけに、小林旭さんがレコーディングし、全国区になりました。1961年の話です。
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