1970年代にテレビアニメとして放映されて以来、映画も作られた人気作品。パンチの効いた疾走感のあるテーマ曲も愛され続けている名曲です。ピアノスタイルならではの斬新な切り口ということで、プリモはサラっと弾ける子供。伴奏セコンドは大人になってから練習を始めたお父さんを想定して親子連弾シーンを描いてみました。両パートともにシンコペーションを多く含む特徴的なメロディとリズムのキメがたくさん登場するので、突っ込み過ぎずきっちりとした弾き方をキープすることが何よりも大切です。[E]はお洒落なアップテンポ・スウィング。まずは、この部分が素敵に弾けるテンポを見つけ出してから、全体のテンポ設定をすると良いでしょう。セコンドのベースは、ウッドベースを爪弾くようなイメージで。例えば1本指で演奏してみると、その雰囲気と感覚を掴むことができます。跳躍幅のあるところは右手も使うようにしていますが、左手だけで演奏してもOK。このスウィング部分が難しいと感じる場合は、[B]を繰り返しても構いません。