1998年の日本映画「HANA-BI」(監督・脚本:北野武)のメイン・テーマ。
往年の名作「ゴッド・ファーザー」を想起させる悲愴な重々しさを持ちながらも、孤独な刑事・西(ビートたけし)と不治の病に犯された妻(岸本加世子)の「死への逃避行」を美しく昇華させた名曲です。
世界4大映画祭の一つ、ヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞作となり世界的にも話題になりました。
また、作曲家・久石譲にとって北野武作品(ソナチネ、キッズリターン、菊次郎の夏など)は、宮崎駿のジブリ作品と並ぶ代表作と言えます。