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Sou 0023

SWEET MEMORIES (松田 聖子) / その他 その他

楽譜ID : 181672
21
その他
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それまで聖子の楽曲の編曲を数多く担当しており、アルバム曲の書き下ろしも担当していた大村が、シングルの作曲に初めて起用された[6]。

発売当初からファンの間では名曲と評価が高かったが、サントリーCANビールのCMソングになったことで評判となり(後述)、急遽両A面として同年10月に再発売するに至った[7]。元々B面であったにも関わらず非常に人気の高い曲となり、聖子自身も好きな曲として挙げる事が多く、コンサートやディナーショーのセットリストに組まれる事の多い一曲である。また、カバーの定番として数多くのアーティストがカバーを行っている。

作曲の大村はサビのメロディーが浮かんだ以降作業が滞ってしまったが、その様子を察したプロデューサーの若松宗雄が一緒にスタジオにこもり、そこから約1時間で完成させた。作詞の松本は初めてデモテープを聴いた時に「完全にジャズだった」とコメントしている(FBS開局50周年記念特番「風の譜~福岡が生んだ伝説の編曲家大村雅朗」より)。

松本は後年、「聖子さんの歌を作る時は、その時点の彼女のキャパ(力量)の2-3歩先を行く歌を作る。ほとんどの歌い手はそれに対応できないが、彼女は見事に付いてくる。そして、『SWEET MEMORIES』に関しては10歩くらい先を行っており、作曲の大村と『今回は付いて来られないかな? 難しすぎたかな?』とも話したが、彼女は見事に歌い上げた」と賞賛した[8]。

イントロは松武秀樹がシンセサイザーで創ったものである。松武によると、大村から「口では表現できない、雪がシャーっという感じで、聴いてて気持ちいい音にしてくれ」と依頼され、「逆回転の音みたいなヒヤっとする冬」をイメージしたイントロを創作したとのことである。

2番の前半部分は聖子の楽曲で初めての英語詞であった。聖子は最初に楽曲を受け取った時、「こんな大人っぽい歌を私が歌うんですか」と驚いたという[9]。また、レコーディングはCMスポンサーであるサントリーはじめ多くの関係者が見守る中行われ、「緊張した」と語っている。

リミックス・再録音で幾度もリリースされており、「Re-Mix Version」「Cinema Version」「New Version」「English New Version」「〜甘い記憶〜」がある。

1996年、教育出版が発行した高等学校の音楽教科書に掲載された[10]。

1999年、『第50回NHK紅白歌合戦』披露曲。

2020年、マクドナルド「ごはんバーガー」のCM曲に『SWEET MEMORIES~甘い記憶~』が起用された。[11]。


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