1969年の結成から1974年の解散までに、8枚のオリジナル・アルバムを残した赤い鳥。1972年に加入した大村憲司と村上“ポンタ”秀一にとって、最後の参加作品となった7thアルバム『祈り』から、ロック色の強い「マリブー」を紹介しよう。作詞はフォーク・デュオ、紙ふうせんのメンバーとして現在も活動を続ける後藤悦治郎、作曲は大村が担当している。男女混声のコーラスについては、ボーカルに合わせ、実音より1オクターブ高い記譜で統一した。