父は生前、ロードバイクに乗って全国の大会に出場していました。
父が遺したロードバイクを処分する為、
買取業者にお願いしたところ、
父の体にぴったり合うように、全ての部品がオーダーメイドだったことが分かりました。
ロードバイクを買うときは、
いつも同じお店で、
オーダーメイドでお願いしてたみたい。
初めて知った父の一面でした。
僕も、
ピアノの作曲も、
愛車のカスタムも、
「ゼロから作ること」
「自分らしく在ること」
「こだわりを持つこと」
を大切にしていて、
父とよく似ている所を発見し、
やっぱり親子なんだな、
と改めて実感し、嬉しくなりました。
そんな印象的な出来事があり、
朝4時に飛び起きて
2日間で作った曲です。
生きていれば、
命との出会い、別れ、
必ずあると思います。
聴いてくれた皆様の心のどこかを
優しく包んでくれるような
そんな曲になったと思います。