近現代のクラシック・ギター界に大きな影響を与えたバリオスの作品です。冒頭の2 ~ 4小節目のように和音でメロディが上がる箇所は難しいので、滑らかに弾けるように練習してください。低音の和音とスラーの装飾音が交互に現われる箇所は、低音が鳴りっぱなしだと音が濁るので、しっかりと低音を止めるようにしましょう。Trioからは少しゆったりと優しい音色で歌いまわしてください。この曲は高い音をたっぷりと弾くのがポイントです。