○楽曲情報
Divertiment No.14 kv.270
作曲:W.A.モーツァルト (W.A.Mozart)
編曲:吉野尚 (Hisashi YOSHINO)
演奏時間:12'30"
グレード:3.5
○楽曲解説
モーツァルトは、1775年から同じ楽器編成(3つの管楽器による六重奏)のディヴェルティメントを6曲作曲しました。その最後に書かれたのがこの14番です。 目的はザルツブルク大司教のための食卓音楽と言われています。 大司教は日頃から食後にモーツァルトの演奏を楽しんでいたそうで、この曲も他のディヴェルティメントと共にそのような機会のために工夫を凝らして作られています。 中でこの第14番は規模・内容が最も充実していると言われています。
演奏に際し装飾符の演奏の仕方ですが、記譜の通りで演奏しても八分音符に変えて演奏しても構いません、場所によって演奏の仕方を変えてもいいと思います。この曲に限らずこの時代の作品をいろいろ聴いて、いろいろな方法を試してみてください。
○楽器編成
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
4th Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭