F.カルリが左手のさまざまなポジション練習のために書いたと言われる曲で、この楽譜では原曲よりも少し短くしてあります。全体を通してリズムがはっきりしていて弾き手が楽しめる曲です。35小節目から出てくる5弦から1弦へと駆け上がるアルペジオは非常に難しいので、特にここを取り出して練習することが必要です。後半にも同様の箇所があります。最後のアルペジオは少しアチェルをつけて盛り上げて終わらせましょう。