サティによるピアノ独奏曲「3つのジムノペディ」からの第一番です。普段クラシック音楽に馴染みがない方でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「独奏楽器とピアノのためのシリーズ」は、「どの様な楽器であっても、クラシックの名曲や憧れのメロディーを気軽に演奏して欲しい、楽しんで欲しい」という思いから制作しました。普段、あまりソロがない楽器でも、楽しんで演奏して頂ければ幸いです。難しい譜ヅラではありませんが、それだけに音色の変化や表情の付け方などをとことん突き詰めた演奏を期待します。(小國 晃一郎)