東京事変の7枚目となるシングル、「空が鳴っている」(2011年)。ミドル・テンポのドラム&ベースでヘヴィなニュアンスを出しつつ、16ビートのギターのカッティングで疾走感のあるグルーヴを演出したロック・チューンだ。2本のギターによる演奏が行なわれており、Gt.1がバッキング、Gt.2がオブリ&ソロとして記譜した。1人で演奏する場合はバッキングをメインにしつつ、オイシイ部分でオブリを加えるなどバランスよくミックスさせると良いだろう。16ビートでのカッティングは場合によって鳴らす弦の本数に変化を加えている。特に2~3本の弦を鳴らす箇所では、不必要な弦のミュートをしっかりして、歯切れの良いシャープなサウンドになるように心がけよう。また、オブリは関してはロング・トーンが多いため、ポジション・チェンジの際に音が途切れないように注意!