フランシスコ・ターレガ作曲の「マリエッタ」は、ショパンの“マズルカ”を思わせるような難しい曲です。付点8分音符や16分音符、装飾音のほか、グリッサンドの弾き方も大事な曲です。1小節目最初のグリッサンドは、オヤ(グリッサンド後の音)にビブラートがかかるようにします。9小節目3拍目からの低音のメロディはすべて親指で弾き、重い音を出すためにアポヤンドで演奏します。13小節目の1拍目のラは14フレットに上がるため、まっすぐに押さえます。18小節目1拍目ウラの16分音符ドミ(3弦、2弦)の指使いはi、m、ミ(2弦)はaを使うと速く弾くことができます。