イタリアのギタリスト/作曲家、ルイジ・モッツァーニ(1869~1943)の作品。右手は和音→アルペジオ→トレモロの順に変奏していく構成のため、「アルハンブラの想い出」の練習曲としても活用できます。9小節目右手6弦開放の音は、2拍目前で消音して歯切れよく弾きます。10~15、25~31小節も同じ要領で消音します。トレモロ練習となる65小節目からは、アポヤンドした親指を弦に残したままa、m、iを弾けるようになると、トレモロ速度の増減が自由につけられます。