田沢育恵先生、大谷正博先生率いる塩釡市立第三中学校吹奏楽部の委嘱を受け作曲。塩釡に伝わる民謡「ハットセ節」のリズムを自由な発想で変奏していく。また、第三中学校に見学に行った際に発見した「Bell」を重要な楽器として位置付けた。出会いと別れを繰り返す人生の中で、海に響き渡る「邂逅の鐘」が鳴り響き、新たな未来への展望が拓けてくることを願いながら作曲した。塩釡市立第三中学校吹奏楽部に捧げる。(會田瑞樹)