Astor Piazzolla「Decarisimo」サックス四重奏版
作曲者のピアソラはアルゼンチンのバンドネオン奏者です。
タイトルの「デカリシモ」は、同じくアルゼンチン出身のタンゴの先駆者であるフリオ・デ・カロへのオマージュで「とてもデカロ風に」という意味の造語です。
最初のアルトのカデンツァはTempo Rubatoではあるものの拍子感を失わず演奏すると伴奏の一体感が出ると思います。
音数が多く大変ですが、すべての音をがっつり吹きすぎず軽やかに演奏していただきたいです。
ソプラノにフラジオのラ(実音G)とソ(実音F)が出てきます。