「テレプシコーレ舞曲集」より【金管五重奏】 (ミハエル・プレトリウス) / アンサンブル金管 中〜上級

○楽曲情報
『Buzz Five Brass Ensemble Collection』
Terpsichore Dance Suite ～ for Brass Quintet
作曲：M.プレトリウス (M.Praetorius)
編曲：内田祥子 (Yoshiko UCHIDA)
演奏時間：4'20"
グレード：3.5

○楽曲解説
この曲は、作曲科やオルガン奏者として活躍したプレトリウスが作曲した300曲余りで構成されているフランス舞曲の曲集です。このスコアは、その中から「バレエ」「ヴォルト」「スパニョレッタ」「ブーレ」の4曲を組曲形式として再構成しました。曲集に掲載されている舞曲は、弦楽器などで演奏される事を想定され４～５声部で書かれていたと推察されますが、シンプルでゴージャスな曲想が金管楽器に好まれ、近年では金管アンサンブルで多く演奏されています。

ピッコロトランペットのパートは音域はさほど高くありませんが、音色的にキラキラさせたいので、少し小さめで浅いマウスピースを使いA管で演奏しています。
全体的にコンパクトに演奏した方がハマる曲なので、ブーっと音を押したりせずに軽く抜くようなアーティキュレーションで演奏しましょう。3曲目はレガートですが、やはり3,6拍目を少し抜くように演奏すると拍子感が出易いと思います。 （Buzz Five：上田じん）

○楽器編成
1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭ & Piccolo Trumpet in B♭　　　
Horn in F
Trombone
Tuba