ブランデンブルク協奏曲 第5番は明るく華やかな第1楽章がとても有名ですが、第2楽章では打って変わる深刻な雰囲気になります。
原曲のフルート、ヴァイオリン、チェンバロの独奏楽器群がそれぞれの旋律を絡め合いながら、厳格な中にも慰めや慈愛に満ちた落ち着きを保ちながら進行して行きます。
このピアノ編曲はその美しい独奏楽器群の旋律を出来る限り忠実に絡め合いながら、4声のソロピアノ用にしました。
テンポもゆったりで尚且つ保持音は指で保つ事が不可能な為、ペダルを使い重厚感を出せるようにしました。
運指やペダル記号を記譜し出来るだけ弾きやすくしました。
【上級】全5ページになります。