星踊る夜に (今井 亮太郎) / ピアノソロ 中級

今井亮太郎／星踊る夜に

グルーヴィー＆ノスタルジー...本格的なブラジル音楽を基調とした新しい音楽を創造する新世代ブラジル音楽専門のピアニスト、今井亮太郎のメジャーデビュー・アルバム『ピアノ・サウダージ -featuring Izumi Akahane-』の最後に収録されている名バラード「星踊る夜に」。今井亮太郎が、なんと高校生...15歳の頃に書いたという瑞々しい作品。美しいメロディ・ラインに、ファンの間でも大変人気の高いナンバーだ。

★ワンポイント
　少年が満天の星空を見上げるイメージ。できるだけたっぷり、大きなスケールで奏でると、星の神秘的な世界が表現できます。
An image of a boy looking up at a sky full of stars. Playing it on a large scale as much as possible can express the mysterious world of the stars.

★楽曲コメント
1940年、リー・ハーラインが33歳の時に書いた「星に願いを」は、ディズニーソングに初のオスカーをもたらした。1944年、ヴィクター・ヤングが書いた「星影のステラ」は、その後、最も有名なジャズ・スタンダードの一曲となった。今井亮太郎が15歳の時に書いた「星踊る夜に」の旋律は、それらの楽曲が持つ、まるで一音一音を夜空に煌めく星の輝きのように紡いだ美しさと、時代を超えてリンクしているように、私には思えるのだ…。（T-Kawa）