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Neo 140

SYZYGYSYZ【クラリネット六重奏】 (湯地 晃太郎) / アンサンブル木管 上級

楽譜ID : 227402
18
上級
全70ページ
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○楽曲情報
作曲:湯地晃太郎 (YUJI, Kotaro)
演奏時間:12'00"
グレード:5

○楽曲解説
Syzygy(朔望)とは3つ以上の天体(太陽・地球・月など)が一直線に並ぶ現象をさす天文学用語で、その希少性と綴りの神秘性に着想を得て作曲した。宇宙空間を舞台とした原始的な儀式にような趣で、ヘテロフォニックな中から和声的な音像を立ち昇らせる「I」、踊り手が頻繁に入れ替わり地団駄踏みながら奏する激しい舞踏の「II」、ひたすら静謐で繊細な星屑のコラール「III」という3つの楽章からなり、B♭管クラリネット(と身体)のみでなしえる最大限の表現を求めている。なおsyzygyから得られた音列を用いた主題と、そこから派生した完全4度を中心とした和声を一貫して用いている。

本作は、宇宙空間を舞台とした架空の儀式をイメージして作曲された。原始的な色彩を求めているため、激しい箇所では足鈴(Ankle bells)や足(Foot stamping)を荒々しく踏み鳴らし、静謐な箇所ではとことん静謐に、過剰なほどの表現をしていただきたい。

・足鈴(Ankle bells)は、長い紐に沢山の鈴が編まれたものを片方の足に巻きつけ、足を踏み下ろすことで奏する。編まれる鈴は多いほど望ましい。
・足踏み(Foot stamping)は、膝関節から下の部位を後方に折り曲げ、踵とつま先が同時に床に打ち付けられるように前方に振り下ろす(ちょうど静止しているサッカーボールを空中に蹴り上げるときのように)。和太鼓のような効果も狙っているため、靴を脱いで靴下(または足袋)で奏する、中が空洞の床(ホールのひな壇のような)の上で奏するなど、鈍く大きな音が出せる工夫をしていただきたい。

○楽器編成
Player 1 (Clarinet in B♭・Ankle bells)
Player 2 (Clarinet in B♭・Foot stamping)
Player 3 (Clarinet in B♭・Foot stamping)
Player 4 (Clarinet in B♭・Foot stamping)
Player 5 (Clarinet in B♭・Foot stamping)
Player 6 (Clarinet in B♭・Foot stamping)


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