この曲はDeep Purpleの名曲「BURN」を日本で人気なハードロックバンドMR.BIGがカバーしたものです。
「SUPERFANTASTIC」というシングルの3曲目として収録されています。
彼らの製作した数々の名曲がある中で、秀逸なカバー曲としてファンでは有名な曲です。
この頃のMR.BIGはギタリストがポール・ギルバートからリッチーコッツェンに変わった頃だと思います。
リッチーといえば多種多様なジャンルを弾きこなし、通称「名手」と言われるほどテクニカルなギタリストでありながら、ボーカルとしても評価の高い人物。
この曲はその彼の特徴を遺憾なく発揮している曲だと思います。
メインボーカルのエリック・マーティンとの掛け合いも実に見事にハマっています。
そして、ギター方ですが、はっきり言って「このソロを弾ける人がいるの?」くらいの超絶プレイになっています。
速弾きは当たり前、リッチー特有のレガートプレイ、スキッピング、流れるような正確なスウィープピッキング、ワイドストレッチプレイ・・・七色のごとく弾きまくっています。
そして、ただテクニカルなだけではなく、その表現力も豊かで、まさしく名手にふさわしい圧巻の演奏となっています。
MR.BIGファン、そしてテクニカルギタリストになりたい人は練習曲としてもぜひ挑戦してみてください!