行進曲「威風堂々」第1番 / 吹奏楽パート その他

　行進曲「威風堂々第1番」は、第1番～*第6番まで存在する、イギリスの作曲家、「エドワード・エルガー」の大作ですが、その中でも、多くの人々が知っている部分は、第1番の中間部でしょう。
イギリスでは、この中間部分を「希望と栄光の国」と呼ばれ、
イギリス第2の国家と称されるほど愛されている曲でもあります。
日本では式典以外に、テレビ番組やゲームなどに も使用され、数々のアーティストによって、中間部をカバーした曲があります。

♪演奏される方々、指導者の方へ♪
　元々は、管弦楽として作られた曲なので、原曲の雰囲気が異なるところがあると思います。ですが、可能な限り、楽器の特性を活かしたアレンジにすることができました。
いつ、どこで演奏されても、各バンドの良い味が引き立つように、
各楽器のアーティキュレーション、強弱記号を変化させました。

In C は、吹奏楽の基本調とは言いにくいですが、音楽の最重要基本調ではあります。
調号の中でも最も明るく素直で自然な調を in B♭を基本調とする吹奏楽で演奏するのは、簡 単そうで難しいと思います。そこがGrade5 の味だと思います。
前述しましたが、各バンドの良い味が引き立つようにアレンジしましたが、
それは事実論であり、演奏した上での結果論ではありません。
皆さんで、共通の音楽性が見出すことができるよう願っております。