おなじみのギター名曲だが、映画のナルシソ・イエペス作曲と云うのはウソである。
原曲は18世紀のスペインのギタリスト、アントニオ・ルビーラの練習曲だと
言われている。
ここでは戦前、映画「血と砂」で、ビセンテ・ゴメスにより使われのイントロを
フィーチャーしてギターソロ用に編曲した。
演奏に関しては、①弦をアポヤンドなど使ってベタベタと弾かないこと。
全体にアレグレットで、アル・アイレで軽快に弾くのが正しい。
そして、何よりややビブーラートをかけ「美しい音」で弾くことである。
この曲は世界中あまねく知られているので「ミスは禁物」であることを、
よく「肝に銘じて」演奏してほしい。