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Kks41

さとうきび畑 (森山 良子) / 三線 入門〜初級

楽譜ID : 287929
29
入門〜初級
他のグレード:初級
全3ページ

1964年寺島が歌手の石井好子の伴奏者として本土復帰前の沖縄を訪問した際に、摩文仁の丘を観光して着想した作品

第二次世界大戦の末期、沖縄の人々は日米の最も激しい地上戦となった沖縄戦にさらされた。その過程で不幸にして命を落とした幾多の戦死者・戦没者・集団自決者の無念の御霊が、今なおさとうきび畑の下に眠っている。夏のそよ風に揺られて「ざわわ ざわわ ざわわ」と音を出すさとうきびの葉の音に、そうした死没者の声なき声を重ねるようにして、歌は淡々と辛い過去を振り返る

主人公はひとりの少女である。少女は沖縄戦で死んだ父親の顔を知らない。やがて大人になると、ひとりで父親を探しにさとうきび畑に行く。父はなぜ戦い、なぜ殺されたのか。なにを恐れ自決したのか。さとうきび畑を吹き抜ける風の音を聞きながら、少女は静かに悲しみを訴える。

YouTubeの解説動画でレクチャーしている工工四楽譜となります。


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