原曲版。1829年、ワルシャワ音楽院を卒業すると同時にウィーンで開いた演奏会が絶賛され、ヨーロッパで活躍することを夢見ていた19歳のショパンにとって、ワルシャワで出会ったヴァイオリン奏者、パガニーニの演奏は鮮烈な印象を残すことになる。〈パガニーニの思い出〉は、演奏会で聴いたパガニーニの変奏曲〈ヴェネツィアの謝肉祭op.10〉にもとづいて書かれた作品。変奏曲ではあるが、主題と諸変奏間の区切りはなく、全体が1つの小品としてまとめられている。