クラヴサン曲集第3巻より。Vif(生き生きとした) の指示どおり、非常に快活なロンドーである。一貫して16分音符がせわしなく動く中で、左手が重要な旋律を受け持っていることに注目したい。なお,この曲には「オリーブ搾り機」という副題がついている。機械の音や、動く様子を描写した作品ととらえることができるだろう。