✿松任谷由実さんの永遠の名曲「埠頭を渡る風」のバンドスコアです。この曲は6枚目のオリジナルアルバム『流線形'80』にも収録されている、1978年の松任谷由実さんの通算12枚目のシングル曲です。
※余談ですが、荻野目洋子さんの「北風のキャロル」の詞の世界はこの曲からインスパイアされたものと思われます。
✿何気なく聞いていた時には大人数の編成に思い込んでいましたが、アレンジを分解してみたら意外な程にシンプルな構成だったので驚きました。この「意外な程のシンプルさ」はあのカーペンターズの曲にも共通しますね。
名曲というものは音の数とか編成ではなく、音の適材適所と演奏者の言葉を超えたテクニックが全てだと言う事を改めて実感させられました。特にリズム隊の演奏がボーカルと一体になっており、また管楽器やストリングスがボカール・パートにも絡んできて、切なさや緊張感を煽ってきますね。
✿A4サイズ横、全18ページ。E.ギター及びE.ベースはTAB譜付です。
※但し、E.ギターはコードのカッティングが殆どですので、初出の時だけTABを付けており後はリズムで省略しております事をご了承ください(譜面上記のコードダイアグラムに沿って演奏して頂ければOKです)。但し、もちろん間奏のソロパートはきちんと譜面とTAB譜となっております。
✿パート:①ボーカル(コーラス付き) ②-1/E.ギター ②-2/E.ギターTAB譜 ③Brass Section ④ストリングス ⑤E..ピアノ/キーボード ⑥-1/E・ベース ⑥-2/E.ベースTAB譜 ⑦ドラム譜
✿Jasrac申請済。
◆演奏上の留意点
・この曲は、ボーカルとバックが同じトーンで一体化する、洗練された演奏が必要です。練習あるのみ。特に、動きが早いべースはこの曲の土台ですので、緊張感あるグルーブを出して下さい。
・ストリングスとフルート等は、ボーカルとの微妙な掛け合いを活かす事。バラバラに聞こえないように注意。