PDFファイル、A4、計8ページ。
タブ譜付き楽譜5ページ
タブ譜なし楽譜3ページ
見本動画演奏時間 5:38
題名「Choro da saudade」、アグスティン・バリオス・マンゴレ(Agustin Barrios Mangore)の曲、「悲しみのショーロ」または「郷愁のショーロ」邦題が付けられています。
ショーロ「Choro」はポルトガル語で「chorar」「泣く」から来ている言葉、サウダーデ「Saudade」は、郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味合いを持つ、ポルトガル語、スペイン語。
形式としては3部形式の舞踏のリズム音楽、でも即興性があり、ブラジルのジャスと称されることもある。まあ、ブラジルの伝統音楽の一つで、リズム感と「泣き」のメロディー、そこが日本人に受けるところのようです。
ハイポジション、セーハ、スラー、何よりも速い、レベルは上級者用です。
イントロ4小説。2小説の繰り返し、低音を切らないよう、和音をよく響かせるのに、左手が隣の弦に触って音を消してしまわないように押さえる。左の肘、親指の位置に気をつけてよく響かせてください。
その後の「泣き」のメロディ、スケールにスラーが入っています。レガートに滑らかに、歌を歌うように、伴奏のアルペジをはメロディーの邪魔をしないように音量を抑えて。
舞踏のリズム、「ズ、チャッ、チャー」低音の後の和音は、低音「ズ」の後の和音「チャッ』をスタッカート(右手で音を切る)。左手の移動が大変です。スポーツですね! 反復練習で覚えこませていく。
その後に、また「泣き」をもう一度弾いた後の、舞踏のリズム、低音のリズムと上のメロディーが掛け合いのように複雑な動きをしています。弾けるようになると楽しい! 終わりは、また「泣き」のメロディー。
超難所アリ ーー 29から30小説
低音が 「F#→F→E→Eb」 と移っていくところ、楽譜には左手の指示が「1の指」になっていますが、普通の人には、まず押さえられません! 「奥の手」ならず「奥の親指」で押さえましょう。
F# で3フレットをセーハしている時に、左手親指をネックから離して前に出し、指板の方に移動
F セーハしないで左手1の指で押さえる、親指を6弦の2フレットの位置に近づけておく、
E の時に、親指で押さえる。
Eb 親指を1フレットにずらして押さえる
次はD、開放弦ですから、ここで元に戻します。やってみてください。但し、しっかり練習しないとできないけど!
まずは覚えて、速いところほど、ゆっくりと、コマ送り、スローモーションで練習! 楽譜を見ながらでは弾けるようになりませんよ!