
○楽曲情報
"Tenso-Fuin"-Azure Wind Echoes of Amakusa-
作曲:戸澤研吾 (TOZAWA, Kengo)
演奏時間:4'45"
グレード:4
○楽曲解説
『天蒼風韻 “Tenso-Fuin” - Azure Wind Echoes of Amakusa -』は、私の故郷・天草を題材にした作品です。
もともとは、天草吹奏楽団のメンバーから依頼を受けて書いた木管五重奏曲『天草の風』が原点にあります。その後改訂を重ねる中で、打楽器奏者・嶋崎雄斗さんの協力を得て多彩な打楽器パートをオプションとして取り入れ、より豊かな響きを持つ現在の形へと発展しました。
タイトルの「天蒼風韻」には2つの意味を込めています。「天草(Amakusa)」と響きが通じる「天蒼(Tensō)」という表記を重ねることで、故郷の地名と、空や海の蒼さ、風の響きを同時に想起させるようにしました。
曲の中では、天草の海と風の響きをイメージしながら、中間部に素朴でどこか懐かしい「天草小唄」、後半には活気あふれる「牛深ハイヤ節」をテーマとして織り込み、土地に根付く歌の旋律をモチーフとして展開しています。静けさの中に漂う風の音、そして祭りの賑わいを思わせる躍動──故郷で体感してきた空気を、音楽という形で表現しました。
打楽器はさまざまな種類を使用しますが、雰囲気を損なわない範囲であればお手持ちの楽器に置き換えていただいて構いません。また、打楽器はオプションですので、木管五重奏のみでも演奏可能です。編成に合わせて柔軟に楽しんでいただければと思います。
この音楽を通して、天草に吹く蒼き風とともに、そこに根づく歌や人々の息づかいを感じていただければ嬉しく思います。
○楽器編成
Flute & Piccolo
Oboe
Clarinet in B♭
Horn in F
Bassoon
*Percussion
(Suspended Cymbal, Maracas, Wind Chimes, Bongos, Floor Tom, Tambourine, Triangle, Claves, Finger Cymbals, Sleigh Bells, Bamboo Chimes, Wood Block, Hi-Hat)
*...Optional