
フランス印象派を代表するクロード・ドビュッシーが28歳の時に作曲した作品で、ピアノ曲集『ベルガマスク組曲』の第4曲に収められています。原曲も比較的手に取りやすい難易度の曲ですが、さらに親しみやすくするために、原曲とは異なる解釈を加えたり、シーンを描いたりしながら楽しめる内容のアレンジに仕上げてみました。ゆっくり演奏するからこそ味わえるスリルのシーン(手をクロスする[B])や、耳にしたことのあるゲーム音楽の世界に誘われていくという面白さも、体験していただけると思います。ドビュッシーの音楽はシャープ系やフラット系の調性の中を違和感なく、または刺激的に自由に泳ぎまわるという特徴もありますが、ここではフラット系に移るシーンは省略しました。しかし、その雰囲気は[G]に入るところで体験できるという、コンパクトなサイズの中に、さまざまな要素をギュッと詰め込みました。