
ナポリのオペラ作曲家、メルカダンテの美しい聖母マリアへの祈りの歌です。メルカダンテは1800年代にオペラ作曲家としてとても人気があり、トスティに作曲の指導をしていました。やや長い曲ですが、オペラを思わせる、メロディーの甘さとドラマチックな表現のコントラスト、身を切るような静寂など、ベルカントの歌手の表現力を最大に生かした音楽で、時が過ぎるのを忘れるほどです。オペラアリアを思わせる祈祷の歌は他に類を見ません。さすがに歌の国、ナポリで生まれた音楽です。日本語訳付 F-dur ヘ長調 ソプラノ (声域 E4-G5) テノール (声域 E3-G4)